なぜ、やり続けることができたのか?
「難しくないけど甘くない」よくこんな言葉を聞きませんか?
右側のクワドラントにいって経済的にも自由になることは難しくないと思います。なぜなら、高卒で普通のサラリーマンだった僕でもできたからです。難しいことはしていません。でも、甘くはない、と言うのは正直に言ってその通りだと思います。
では、よく言われている“甘くない”と言うのは、何を指しているのでしょうか?僕がビジネスを8年間やってきた中で感じるのは、自分の目標達成に向けて“毎日自分の決めたことをコツコツやり続ける”ということがなかなかできないんだと思います。
もったいない話です。理想のライフスタイルを手に入れるため、ラットレースを抜け出すためにせっかくスタートすることができたのにやり続けることができないんです。目標達成の手前であきらめて挫折して止めてしまう人があまりにも多いんです。
スタートができただけでも素晴らしいことなんです。なぜなら、スタートができる人が少ないからです。本当にもったいない話です。
やり続けると一言で言っていますが、一体どこまでやり続ければいいのでしょうか?答えは、成果が出るまでです。目標が達成できるまでなんです。
もしかしてあなたは、「その目標が達成されるまでやり続けることが大変なんだよ」と言うかもしれませんね。その通りです。そこまでやり続けられる人が少ないから、成功している人や右側のクワドラントに行けている人が少ないんです。
ゴールが見えているものを目指すのはできても、ゴールの見えないゴールを目指してコツコツやり続けるのは大変です。まるで終わりのないマラソンをひたすら走り続けるようなものです。これは辛いです。
僕は、元々は飽きっぽい性格でした。子供の頃から何をやっても中途半端です。わがままを言って何か新しいことを始めさせてもらってはすぐに自分の都合であきらめたり、嫌になって逃げ出したりしていました。
例えば、小学生のころの野球です。友達に誘われて野球チームに入れてもらいましたが、わずか2時間で止めました。18歳の時自動車免許を取るために、教習所に通いましたが中退しました。ビジネスは何度も挫折して途中で止めた経験があります。
そんな僕が、今回、右側のクワドラントを目指して活動して、なぜ3つもビジネスを立ち上げて成果を出すことができたのか?これにはいくつかポイントがあります。ここでお話ししたいのは、どうしてやり続けることができたのか?です。
やり続けることができたポイントはメンタルだと思います。メンタルとかマインドの大切さはいろいろなところで出てきます。それだけ大切だということだと思います。ここではやり続けるためのメンタルに絞ってお話しします。
右側のクワドラント目指して行動することができけれども、途中で挫折してしまう人をたくさん見てきました。その方たちは、止めていく時に共通した言葉を言います。
「やっぱり私には無理」
「あれは○○さんだからできたんだ」
つまり、自分にはできないと思っています。自分にはできないと思っていたら結果はおそらくできないでしょう。思考は現実化します。やり続けるためのメンタルを持つ上での大事なポイントが2つあります。
1.過去やり続けたものを参考にする
2.これができるとどんなメッリトがあるのかを考える
この2つです。詳しく解説していきます。
1.過去やり続けたものを参考にする
人生、20年、30年以上生きてくると、何かやり続けた結果身に付けて得意になったものがあるのではないでしょうか?例えば、スポーツ、学問、音楽、習い事、英会話、などなど。
僕の場合もいくつかあります。例えば、パソコンのブラインドタッチ、パソコンのホームページ制作、人前で話しをすること、フランクリンプランナーを活用した毎日の時間管理、スポーツクラブでの運動、サプリメントを飲む習慣などなどです。
あなたも思い出してリストにしてみてください。きっとあると思います。そうですね、5つ以上あると良いと思います。
現在、やり続けた結果身に付けたことをリストにしてみたら、次は、それぞれになぜやり続けることができたのかその理由を書いてください。
一つひとつにやり続けた理由を書いてから全体を見ていると、あなたが何か物事をやり続けられる時のパターンが見えてきます。これはとても面白い経験になるはずです。
僕の場合に共通していた理由は、
「必要に迫られたから」
「少しやったら結果が出て楽しくなった」
「他人からの称賛が嬉しかった」
などがありました。
と言うことは、これらのパターンをこれからやり続けたいことに当てはめて、意図的にやり続けられる状況を作ればやり続けられる可能性が格段に上がるんです。
今回は、金持ち父さんで言うところの右側のクワドラントに行くということでお話ししています。もちろんラットレースを抜け出すためのやり続けるメンタルを育てることにも応用できます。さらに、他の物事にも応用できるはずです。ぜひ試してみてください。
2.これができるとどんなメリットがあるのかを考える
やり続けていただけど途中で辛くなった時に効くのがこの考え方です。
自分の目標達成に向けて毎日やるべき事を最初から楽しめてコツコツできればいいのですが、うまくいく時ばかりではありません。時には辛くなったり、あきらめたりしたくなる時もあります。
その時に効果を発揮するのが、この質問です。これができるとどんなメリットがあるのか?ということを考えて、それをできるだけたくさん出すということです。つまり、それをやり続けることによってあなたが得られる直接的なメリット以外に、間接的なメリットをできるだけたくさん考えてリストにします。
これだけたくさんのメリットがあるんだったら、「よし、また頑張ろう!」という気になります。
僕の場合によく考えるパターンがいくつかあります。
例えば、それができるようになったらそのノウハウをまとめて後輩や知り合いに教えてあげることができるということです。そうすると、喜ばれたり褒められたりしてさらに自分自身のモチベーションがあがります。
どんなことでモチベーションが上がるかは人それぞれ違うと思います。あなたなりのメリットをなるべくたくさん書き出してリストアップしてください。何かを始める前の時点で考えておくのも効果的だと思います。
ステップ5に続きます。